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久しぶりに大カツラを見に行きます
万劫の大カツラ
もう、ひと月以上サボってますから、忘れられても仕方ありませんね。
今年を含めて3年目。私の立場上、雑務で集中できない状態です。
そんな中、今日は神鍋渓谷よりも奥にある所へ自然散策に行きます。
私たちの区民と、地元コミュニティーのお二人と、計11名でスタート。
神鍋渓谷、一つ滝の駐車場。
すぐ先の落石で、これより先は通行止め。
必然的に徒歩になります。
砂防ダムを横目に、いろいろとお喋りしながら先に向かいます。
二つ滝を超えもう少し歩くと、壊れてしまった看板がありました。
「万劫の大カツラ」
豊岡市と合併する以前に作られたものです。
ここで道路から外れ、浅い川を渡り、
谷の奥へ向かいます。
少し進むと、奥に見えてきたのは、
ありました。大カツラ!
以前に訪れたのはずいぶん前です。
それ以降、シカなどが繁殖して草を食べるため、
ご覧の通り、歩きやすく巨木も見つけやすくなっています。
下の写真でおおよその大きさは分かっていただけると思います。
大人の女性8~9名が手をつなげるくらいなので、
幹回りは10メートルは超えてるでしょう。
新しい枝も見られますが、少し幹が痛んでるようです。
辺りにはこんな物も。
炭焼きの跡です。
昔は我が区の方々は、この辺り一帯で炭焼きを生業としていたそうです。
子供の頃に手伝い、「炭を担いで村まで持ち帰った」という話も聞きます。
幻の滝
そういうと昔、新聞で「幻の滝」というのが掲載され、
その場所がこの谷の奥だと聞いた覚えがありました。
「せっかくだし探してみよう」ということで谷を進みます。
二つに分かれた谷のまっすぐ先のほうに進みますが、
先へ行っても、写真のような岩盤をなめるように緩く流れる川が続きます。
諦めて引き返し、基点から右へ向かう谷へ。
とりあえず一人で行ってみます。
探検してるようでわくわくしました。
するとこちらにも炭焼きの跡があります。
そしてそこから細い川筋を進むと。
ありました、滝。
多分これが幻の滝と書かれたものでしょう。
水量が少ない時には枯れてしまうようです。
まあ炭焼きをしてた方に聞くと、幻でも何でもなくて、
普通にあった滝のようです。
そして、ジメジメした場所が故「マムシ谷」と呼び、
実際マムシがよく居たそうです。
この滝、名前はついていないようで、桂の木とセットで
観光資源の一つにしたいという話になりました。
足元注意ですが…
広角でとるとこんな感じ。
辺りでは春の草花、木々も新緑や花をつけ
爽やかで神秘的な雰囲気となっていました。
特にこの時期がいいのかもしれませんね。
次回はちゃんとカメラを持って、撮影したいと感じました。
この時間は余計なことを考えずに、ストレス解消できました。
ご希望があれば皆様もご案内しますよ。